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□ 読書会 □

思いきって読んでみる

絵詩のブログが放置気味だったので。

物書きの友でありミク友でもある♪芽莉衣♪さんと始めました。

お勉強会&読書会


記念すべき第一回目は、
太宰治『パンドラの匣』です。

私が愛読したのは新潮文庫の「パンドラの匣」。

まず、最終ページの"解説"を一読すると、このパンドラの匣の小説の中にも
太宰氏の思想や変わりつつある時代の動きをなぞらえているようでありました。
そして、一番の重要ポイント。「素材ありき」
若くして死を迎えた木村庄助氏の闘病日記なるものがそうであるらしいです

ウィキ 木村庄助

ここで、私はどきっとするんです。(まだ、本文は2,3ページ読みかけの頃でした)
「闘病日記を素材にするのかあ?」
この解説の中には、「木村庄助氏の父君に日記を確かにあずかった旨の書簡が録されている」
とあります。続く文面には「遺言によって送られてきた日記を」とあるので、
庄助氏のご両親は、庄助氏が生きた証でもあるこの日記を「あの子が慕っておられた太宰治氏のもとに、
読んでもらえることが一番の幸せなのかもしれない」と(思ったのかどうかは不明ですが)泣く泣く手放したかもしれない日記を

いくら心動かされたからと言っても、「素材」として、扱ってはいけないんじゃあないの~?
と言うのが先にでた私の感想です。
ご家族の方に「ネタ」と言われても仕方ないかな。

k-sohya poem blog



と、いうことをベースに置いて。
本題。



つづきは、夕刻にでも。
ごめん、一気にかきあげられません
子供に呼ばれましたー。
ちょっと、いってきます。





さてさて。時間が空きましたので、続きを・・・。只今22時です。

ところで、様々なお事情を省いてパンドラの匣の小説だけ素直に読むと、
実に面白いです。
マア坊との絡みのシーンなんて、読んでてドキドキさせられ、私もつい恋に落ちそうでした。
太宰氏の文章力は、やっぱりすごいんだなあ。と思います。
また、
今の歳になって読んでも、淡い恋心の気持が身近に感じ取れるのも
太宰氏の青春小説と言われる
謂れなのかなあ。とも思いました。
彼は、きっと、リアルに女性の口説き方はうまかったんじゃあないかなと思います。

竹さんについては、びっくりしましたけれどね。
「なんで、なんで????」
どこにそんなに竹さんを想うほどの文章があったのでしょうか。
ここのとこは、さっぱりわかりません。
だって、あれだけマア坊と接したことを手紙に書きしたためていたでしょ。マア坊のことばかり
書き綴っていたのに、ひばりとマア坊でしょ。普通なら。
面白みをもたせるために後からそういうことにしたのか、
最初っからそのつもりだったのなら、太宰氏は、かなりの役者(ペテン師)ですね。

と、思いました。

ぶっちゃけ「マジで~?」的な思いです。不に落ちません。

けれども、面白いです。


後半は、社会に対して理屈っぽくあり、太宰氏の言わんとしていることが、越後獅子やら固パンによって
語られているような気がします。
ひばりもあどけなさがなくなっているようです。
竹さんに失恋して、ちょっぴり大人になったのでしょうか。


解説の最後の部分では、
「大きな野心をもって書き出した小説であるが、書き進むにつれて次第にむなしいつまらない気持ちになり、
連載をはや目にきりあげ完成させる」

と、ありました。


最後の突然でてくる蔓のはなし

この道は、どこへつづいているのか。それは、伸びて行く植物の
蔓に聞いたほうがよい。蔓は答えるだろう。「私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に
陽が当たるようです。」さようなら。』


に、もうこれでおしまい。と、言わんばかりに切り上げて書いている文に
太宰氏の絶望的心情が描かれているのかしら。と、思わずにはいられないのですが、どうなんでしょう。
或いは、
闘病日記を題材としたことで、書き始めはまさに日記に突き動かされて意気揚々と
ペンを奮っていたとしても、
書きあげるうちに、自分ではどうしようもできなくなってしまった絶望的瞬間があったのでは
ないかと思ってしまう私は、ひねくれているのでしょうかね。


最後の「さようなら」
が、すごく冷たく感じるのは私だけでしょうか。

あっ、後。
白痴のことと死生の節のところで、死についてひばりが(太宰氏が?)語っているところがあり
とても気になったのだけれど、それは、また次回の更新で。
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Date:2010/07/03
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Thema:感想
Janre:小説・文学

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